海の日に真言密教の本山「高野山」へやってきた。
まずの目的は南海電車の「天空」。午前中に2本しかないうちの8時30分橋本発。それに乗るために家を6時に出発。
8時頃に橋本に着く。しばらくすると「天空」現る。叡電のきららみたいに一方向を向けた座席設定となっている。
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坂を上がる |
電車はゆっくりと勾配を上がっていく。結構な勾配で車輪の摩擦音がキーンと鳴いている。
30分ほどで終点「極楽橋」到着。ココからはケーブルに乗り換え山頂の「高野山駅」へ。途中電車はすれ違うのだが、この時間に外人さんの多いこと。なんだろう?と思っていると、どうやら宿坊に泊まった帰りのよう。
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途中駅で通過待ち | ケーブルカー |
高野山駅からははバスで中心部へ向う。まずは弘法大師御廊のある「奥の院」へ。一の橋付近までバスで行き、後は墓地内を徒歩で向う。
『この日は高野山と言えども暑く、みなさん喉が渇く同様のご様子。バスを降りたところの自販機前で若いオネェちゃんが何やら飲み物を買っている。と一口飲んで一言「うわ、甘っ、コーラってありえへん!!」コーラ買うたくせに何を言ってるんだか?と思い自販機を見ると、コーラ以外売り切れ。…なんとなく納得の出来事でした。』
このあたりの墓地は戦国大名や徳川吉宗公の墓などがあり、なんだか興味深い。墓を見て歩くってあまりしない行動もここでは、観光の対象に。墓に誰のものか記してあるので、辿っていくのも面白い。奥の院は撮影NGなので写真はなし。
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豊臣家 | 織田信長 |
ひとしきり墓も参ったところで、伽藍へ向う。その前に予約してある院での精進料理。物足りないのでビールを頼むと出てきたのだが、本堂への立ち入りは制限されてしまった。(その後はお構い無しで各寺院を廻ることになるんだが…)
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編照尊院 | 精進料理 |
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金堂と大塔 |
その後、広い伽藍を散策し御朱印も忘れずにもらい歩く。伽藍の中でも一際目立つのは大塔である。間近で見るとそれは大きい。焼失・再建を繰り返して今のは昭和12年に建てられた物。真っ赤な朱に塗られたそれは圧巻である。大塔より小ぶりだが、それを小さくしたような西塔も趣がある。その他伽藍には金堂や御影堂など建物がたくさん並んでいる。
伽藍を後にし、帰り道にある徳川霊台、真田を祀った連華定院に立ち寄る。連華定院の裏には真田家の墓があった。真田信繁とともに幽閉された寺のよう。
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徳川家霊台 | 真田家墓所 |
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巴綾院 | 女人堂 |
帰りは疲れを癒やすためにも、特急こうやのチケットが取れたので、極楽寺駅からはそれでゆっくり帰ることができた。高野山は歴史深いところである。
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特急こうや |