2014年4月5日土曜日

高取城

百名城の1つ「高取城」を目指す。
岩村城、備中松山城と日本3大山城に数えられ、標高の一番高いところにある城がこの高取城らしい。
城自体の天守や櫓といった構造物は明治初期まで残っていたものの、廃城とともに取り壊されたようである。今に思うと実におしい。

高取町観光ガイド

①壷阪寺から山道ルートで城攻めへ向かう。
ハイキング道…と、なんか気軽な感じ

桜も見送ってくれる
②しばらく、2車線の上り坂を歩くと、城に続く入り口(?)が見えてくる。ホケキョもうるさくさえずっている。この時「11時40分」
高取城まで2kmとある
人一人通れるくらいの道でスタート
③500羅漢石像
だんだん険しい山道になってくる。 どんどん進むと、山肌の岩に石像が掘られており、500羅漢というそうな。築城当時に掘られたようで、その容姿が物語っている。
案内板、どこに道があるんだか…不安…
あちらこちらに石像が
保存しないと、無くなりそうな感じ
石碑も合わせてたくさんある
④500羅漢を拝みながら、山道をどんどん進む。ようやく入り口に達したようである。
なんとなく道をどんどん進む、かなりの上り坂。お足元も悪うございます。


ようやく入り口のようである
簡易トイレがこの場所にあるだけ。気をつけよう。
ここからまた山道だけど、道が2つ。登ってる道と横につながっている道。標識もなく迷っていると、上から降りてくる人が。どうやら登る方が正解なようである。
入り口からここまで約40分。だいぶ膝が怪しい。
険しい山道が終わり、これが八幡神社か?
⑤道幅も少し広くなり、険しさもかなり緩和。
 櫓や門があっただろう、石垣がそのまま残っている。規模からして相当な大きさやったんやろう。
石垣が現れ、気分も盛り上がってくる
壺坂口門跡
壺坂口中門跡
迷路のような石垣の間をどんどん進む
大手門跡
十三間多門跡
⑥ようやく本丸へ
八幡神社から更に25分、2kmを小1時間かかった感じ。ぬかるんでいたら無理やったかも。そんな険しい山道。(道といえるか?)迷わず無事到着できてよかった。
石垣にそって歩いて行くと…


石碑と石垣
天守台の木に位置の案内が
天守台
太鼓櫓跡
⑦下山
反対側へ降りる道は割と整備もされており、楽に降りれた。が、その頃には完全に膝が笑っており、日頃の運動不足を後悔するばかり。
千早門跡
二の門跡
城を後に…
ここまでくれば道も平坦
⑧上子島砂防公園
桜と梅が綺麗に咲き誇っていた。きつい山歩きの終わりに気分が癒やされた瞬間。
梅と桜

高取川を挟んで
高取城へは近鉄「壺阪山」で下車し、壷阪寺までバス行き、そこから山道へ入るのがいいでしょう。駅までは歩きです。逆だと城からの帰りが険しい山道になります。全工程で3時間ほど。ハイキングというには少々骨が折れるコースでした。