2016年9月24日土曜日

比叡山延暦寺

10月から根本中堂が10年間の修繕に入るとのことなので、その前に訪れておこうと。
京阪やケーブルなどと拝観券がセットになった「比叡山横断チケット」を買い求めて、祇園四条からスタート。
ルートは坂本まで行き、ケーブルで山頂へ。延暦寺を一周りして、叡山ケーブルで八瀬方面から戻ってくる周遊コース。
 
ケーブル坂本駅ケーブルの中腹から
曇り気味だったのでケーブルからの眺めもいまいち。山頂からも真っ白で下界の様子もよくわからなかった。残念。
ケーブルを降りてまず向かうは東塔地区。
まずは万拝堂へ。中には数珠に見立てた大きな数珠玉が置かれており、触りながら1周回ってお参りをする。数珠玉はキッチリ108つあった。
法華総持院東塔と阿弥陀堂は並んで建つ。東塔は最澄さんが建てた6宝塔の中心らしい。今あるのは昭和の再建のもの。って言うか、信長に焼き討ちされているのですべて再建のものですね。
 
万拝堂東塔と釈迦堂
その後、戎壇院、大講堂とめぐり根本中堂へ。延暦寺の中心だけあって大きな建物。
込み入ったところにあるので、全容が拝めない。






 
中堂入り口根本中堂
本堂の中はお焼香の煙で煙たいくらい。ちょっと下がったところに本尊が安置されておりそこで読経の場なのだろう。暗い、いかにも雰囲気である。
その後、文殊楼、大国堂とまわり、次の西塔地区歩いて向かう。
 
文殊楼大黒堂
途中、すごい段差の階段があり、降りていくのに難儀した。が、そこの僧侶は下駄でスタスタ…さすがである。降りきると浄土院が見えてくる。庭が綺麗に整備されている。
 
険しい階段浄土院
釈迦堂への途中、親鸞聖人も修行した地という石碑が建っていた。
 
五重照隅塔親鸞上人旧跡
にない堂をくぐり釈迦堂へ。なにやら僧侶の通る声で説明がされている。
だんだん、モヤが濃くなってきた。
 
にない堂釈迦堂
西塔地区からシャトルバスに乗り横川地区へ向う。
清水の舞台のような造りの横川中堂が目に入ってっくる。鮮やかな朱である。
根本中堂ほど大きくないが、ここも内部は下がっている。
少し坂を登り四季講堂へ。ここは落ち着いたお堂でした。
 
横川中堂横川中堂
 
四季講堂弁財天
そこここのお堂で御朱印がもらえるので、すべてもらって12朱印。スタンプラリーってことではないんやけど、もらって歩いているとそんな感じもしてくる。
よくもまぁ、こんな場所にコレだけのものを、って感心しきりである。
後はロープウェイで下界へ下るのであった。
根本中堂はこれから10年の修繕に入ります。さて、10年後にまた訪れますか…。
叡山ロープウェイ(八瀬駅)
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