この国で最も有名な人物をあげよ、と言われたなら「織田信長」そう答えるかもしれない。そんな安土城へやってきた。
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大手口付近 |
整備されてから入城料が700円になったそうな。
自転車を駐車場に止め、安土山を見上げる。
まず目に入るのは大手口の広大な石垣。広い。当時はココから天主が望めたんだろうか。(安土城だけは天守と書かず「天主」と表現するらしい。それだけ特別なのか)
入城には一般700円と特別拝観付きの1200円があったので、拝観付きを選択。拝観は摠見寺とお茶のセット。入り口で天下不布の御朱印をいただき、いざ城攻め。
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大手口道、左は秀吉邸跡 |
一見しただけで登る気が失せるような登り口、一体何mあるんだろうか。しかも階段の段差が20〜30cmある。登り始めると左手に秀吉さんの屋敷跡。その向かいが摠見寺。そこでお茶と羊羹をいただき、登城に備える。
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摠見寺 | こじんまりした庭 |
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立派な襖絵 | この部屋で茶をいただく |
登れど登れど、先が…そんな感じの階段が延々と続く。階段の途中には石仏が掘った石があちらこちらに。そのうち風化してしまいそうである。
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ジグザグ階段 | 三の丸へ |
ジグザグと登りにくい階段を登りきると、やっと道が開け歩きやすくなった。三の丸、二の丸と進み、本丸の下には信長公の本廊があった。
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信長公本郎 | 石碑 |
そんなこんなで本丸へ到着する。…ココに天主が…と思うと何か感慨深い。当然眺望も良いんですが、天主があった時はもっと良かったんだろうと想像する。
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天主への最後の階段 | 天主跡 |
歩いている内にだんだん膝がモタンようになってくる。帰りは仁王門に向かい降りることにする。
途中の摠見寺跡にある三重塔を横目に下山する。仁王門だけあり、左右に仁王様が睨みを利かしていた。
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三重塔 | 仁王門 |
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大手口前にある石碑 |
近所ながら、初めて訪れた安土城。壮大な大変興味深い城だということを再認識できた今回の城攻めだった。が、これでタイムアップ。信長の館や資料館、もう一つの目標の観音寺城も行けず断念、次回の楽しみに。
坂も向かい風も物ともしない電動アシストの実力もなかなかのものと再確認。なかなか盛りだくさんで、楽しめた安土、八幡堀ツアーでありました。
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